よい写真と優れた写真

良い写真と優れた写真


よい写真とはどんな写真を言うのだろう。そして優れた写真とはどんな写真なのだろう。

写真には技術面と内容面という二面性がある。技術面はテクニックのこと。頭で理解できるし、人から学ぶことができる。カメラの使い方とか。

内容面はなにを見る人に伝えたいのか。出来事、感情、物語などだ。景色の「美しさ」を例にして写真家がどんなプロセスで絵をつくっていくのか考えてみる。

ある景色を見てそれが美しいと思った。これは写真家の心に生まれる。内容面。写真家はここで条件反射的にシャッターを押すかもしれないし、じっくりと見て時間をかけて撮るかもしれない。

カメラのレンズ、露出設定、構図などを決める。技術面と言って差し支えないだろう。

「この美しさをどう撮るのか」ここで内容面を考える。どう技術面を使うのかとは少し違う。おおっと感動したときに、そこで反射的にシャッターを押さずに考えるのが重要だ。

なぜ自分はこれを美しいと思うのか。なぜ自分はこの美しさを自分の写真として作品にしたいのか。
どのような方法、技術を使えば、記録ではない、自分の作品ができるだろうか。

そう、写真を撮るときにやっている大半のことは、自分自身の心の中を理解することである。